以下、在マレーシア日本国大使館よりの情報です。
国が違えば生活習慣も異なるように、そこで発生する犯罪の態様や交通事情も異なります。日本と同じように行動し、日本を離れたという解放感のままに行動すると思わぬ“落とし穴”に落ちてしまうかもしれません。
ここでは、特に注意していただきたい詐欺や盗難被害、また当地の交通事情についてお知らせします。皆さんの安全で楽しいマレーシア生活の一助となれば幸いです。
- マレーシアにおける詐欺被害については、ますます深刻な状況にあり、当館には多くの相談が寄せられています。
特に、学費や住居等の契約をめぐり在留邦人の詐欺被害が確認されています。例えば、学費等の送金先を学校の公式口座ではなく、職員個人の口座に振込みを要求するケースや、住居を仲介するインターネットサイトを通じて物件の賃貸契約を結んだ後、保証金を支払ったにも関わらず、実際は同部屋が他人名義であり、仲介業者とも連絡が取れなくなり入居できないといったケースも確認されています。
少しでも違和感を覚える場合や、疑わしいと思える場合には、一人で悩み、抱え込むことなく、送金する前に家族等の近しい人や警察署、又は現地の日本国大使館・総領事館などに御相談ください。
- スリ被害の相談や報告についても当館に多く寄せられています。
クアラルンプールでスリ被害が多いのは、ブキビンタン周辺、KLセントラル駅、またKLセントラル駅直結のモール内、クアラルンプール国際空港内のモノレール、バトゥ洞窟、ムルデカ広場周辺、チャイナタウンなどです。
先日、当地の地元紙では、ジョホールバルの飲食店内で発生したスリ被害の状況を動画付きで報じるなど注意を呼び掛けています。
観光中やエスカレーター利用時などでは貴重品を入れたリュックなどのカバンは、必ず身体の正面に抱えるようにし、また飲食店内においても所持品の管理には細心の注意を払い、盗難や紛失防止に努めてください。
- マレーシアにおける交通事故は増加傾向にあります。
マレーシア警察によると2019年から2024年までの6年間で、約314万件の交通事故(1日平均1,729件)が発生し、2024年は約63万件(638,060件)と過去6年間で最多件数を記録しています。
交通事故の主な原因は、交通ルールが守られていないことにあります。運転中の携帯電話使用や、交差点への進入時・退出時に道路状況をはっきりと確認せずに運転する者、未熟な運転技能、無理な追い越し、運転マナーの欠如などによる事故も発生しています。近年、車が急激に増加していることも交通事故を誘発しています。
都市部の道路舗装率は良いものの、舗装されていても修理不十分の道路も多く見られ、横断歩道が少ないという交通環境も認識してください。
オートバイの無謀運転も多く、都市部では渋滞回避のためにバイクがすり抜け運転をすることが多く、バイクには注意が必要です。先日もクアラルンプール市内中心部において、車両の間をすり抜け、対向車にはみ出しながら走行するバイクが横断歩道を渡っている歩行者と衝突する人身事故が発生し、当地地元紙では動画付きで報じ、「マレーシアでは横断歩道で停止するドライバーは非常に少ない」などと注意を呼び掛けています。
このような当地の交通事情を認識していただき、ご自身とご家族が交通事故の当事者、又は被害者に遭わないよう注意してください。
(参考)
スリ被害に関する報道(2026年4月11日、13日)
https://says.com/my/news/snatch-thief-foiled-by-quick-thinking-oriental-kopi-staff-in-johor-bahru
交通事故に関する報道(2026年4月8日)
https://www.sinchew.com.my/news/20260408/nation/7406778
(現地公館連絡先)
〇在マレーシア日本国大使館
住所:No.11, Persiaran Stonor, Off Jalan Tun Razak, 50450 Kuala Lumpur, Malaysia
電話:(03)2177-2600(代表)
ホームページ: https://www.my.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
〇在コタキナバル領事事務所
電話:(60-88)254169
ホームページ:http://www.kotakinabalu.my.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
以上