以下、在マレーシア日本国大使館よりの情報です。

 

1.マレーシアへの入国・出国時における安全対策

2.クアラルンプール市内における安全対策

  (詐欺、女性に対する性的被害、スリ)

3.マレーシアにおける交通事情、横断歩道が少ないという交通環境

4.パスポートの紛失、あるいは盗難があった場合

 

1.マレーシアへの入国・出国時における安全対策

(1)入国時

 マレーシア入国時における入国カード「マレーシア・デジタル・アライバル・カード(MDAC)」の偽サイトによる詐欺被害が確認されています。

偽サイトは、各種情報を入力後に手数料の支払いと称して、クレジットカード情報の入力を要求しますが、真正のMDACの登録に料金の支払いはなく、クレジットカード情報の入力の必要もありません。

【MDAC専用ウェブサイト】

MDACの登録は、専用ウェブサイトから旅行者の氏名、生年月日、パスポート情報、メールアドレス、携帯電話番号、到着日・出発日等の情報を入力する必要があり、登録は入国の3日前から可能です。

https://imigresen-online.imi.gov.my/mdac/main 

https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/newinfo_05122023.html

(2)機内

 旅客機内に持ち込んだ手荷物内の貴重品が盗まれるといった被害や、機内及びクアラルンプール国際空港(KLIA)内において、旅券(パスポート)を紛失し、マレーシアへの入国が認められず、日本に帰国せざるを得なくなったというケースも確認されています。

 国内線・国際線を問わず、機内に現金等の貴重品を持ち込む際には、座席上の収納棚に入れた手荷物内に入れることなく、可能な限り身体に近いところで保持するようにして下さい。

(3)入出国時

 マレーシアでは、麻薬等薬物の規制は非常に厳しく、外国人も例外ではありません。危険薬物法(Dangerous Drugs Act 1952)によれば、麻薬等の危険薬物の違法売買は死刑であり、所持は最高で無期懲役の重刑が科せられます。

 見知らぬ人から預かった荷物やアルバイトで請け負った荷物から、大量の違法薬物(大麻等)が見つかり、拘束される事案が発生しています。

 他人から荷物を預かることで、意図せず犯罪の加害者になることがないよう、十分に注意してください。

 

2.クアラルンプール市内における安全対策(詐欺、女性に対する性的被害、スリ)

(1)詐欺(お金見せて詐欺)

 昨年から、クアラルンプール市内において、中東系男女や白人男性から、「日本円を見せて欲しい」などと声をかけられ、財布内から現金を抜き取ろうとする、いわゆる「お金見せて詐欺」の被害や相談が当館に寄せられています。

 見知らぬ相手から上記の様に話しかけられた際は、相手にすることなく、その場を速やかに立ち去るように心がけてください。

(2)女性に対する性的被害

 ブキビンタンやジャランアローなどの繁華街には、観光客向けの足裏マッサージ店がたくさんあります。もちろん腕が確かな店も多いですが、なかには女性客が男性マッサージ師にセクハラまがいの施術を受けたとの声も聞かれています。

男性マッサージ師がご心配な場合は、最初に女性のマッサージ師を希望すると伝えることも必要です。

 次の点についても留意し、自らの安全確保に努めてください。

・ 街中で、知らない人(又は初対面に近い者)に勧められた飲食物には、「睡眠薬」等が入っている可能性もあるため、絶対に口にしない。

・ 観光案内や道案内を持ちかけられても、絶対についていかない。日本語で話しかけ、日本での滞在経験などに言及し、旅行者を安心させてだますような手口もあり要注意。

(3)窃盗(スリ)

 以下の地域・場所では、スリ被害が確認されています。観光中やエスカレーター利用時などは貴重品を入れたリュックなどのカバンは、必ず身体の正面に抱えるようにし、盗難や紛失防止に努めてください。

・ ブキビンタン駅(地下鉄、モノレール)構内及びブキビンタン周辺地域

・ KLセントラル駅、またKLセントラル駅直結のモール内

・ クアラルンプール国際空港(KLIA)、また同空港内のモノレール

・ バトゥ洞窟

・ ムルデカ広場周辺

・ チャイナタウン など

 

3.マレーシアにおける交通事情、横断歩道が少ないという交通環境

 マレーシアではバイクの無謀運転が多く、都市部では渋滞回避のためにバイクがすり抜け運転をする、赤信号を無視する、逆走するといった事例が多発しており、バイクには注意が必要です。

 今年4月、クアラルンプール市内中心部において、車両の間をすり抜け、対向車にはみ出しながら走行するバイクが横断歩道を渡っている歩行者と衝突する人身事故が発生し、当地地元紙がそれを動画付きで報じ、「マレーシアでは横断歩道で停止するバイクは非常に少ない」などと注意を呼び掛けています。

 マレーシアは、都市部の道路舗装率は良いものの、舗装されていても修理不十分の道路が多く見られ、横断歩道も少ないという交通環境にあるのが現状です。

 このような当地の交通事情を認識していただき、ご自身とご家族が交通事故の当事者、又は被害者にならないよう注意してください。

 

4.パスポートの紛失、あるいは盗難があった場合

○ パスポート紛失後にマレーシアを出国するためには、パスポートの再交付、もしくは帰国のため渡航書の交付を受けることに加えて、いずれの場合もマレーシアの出入国管理局に赴き、滞在許可事実の確認等を受けることが必要になります。パスポートの紛失・盗難に伴う手続きはこちら。 

https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/passport.html#lost

○ 紛失届提出後、パスポートは速やかに失効します。その後見つかった場合でも、使用することはできません。特に、自宅やホテルの場合は、後から見つかることが多くありますので、まずはよくお探し下さい。

○ パスポートは、日本国内の国立印刷局で作成するため、申請から交付まで約1か月半かかります。日本へ早急に帰国する必要がある場合は、帰国のための渡航書をご検討ください。

○ その他に、外務省の「たびレジ」への登録をお願いします。「たびレジ」は、滞在先の安全情報が届く外務省のメール配信サービスです。「たびレジ」に登録すると、滞在先を管轄する日本大使館/総領事館から、日本語で最新の安全情報がメールで届きます。安全確保の一助として、是非「たびレジ」への登録をお願いします。https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html       

                                                                                                                                           以上